Backbone.jsガイドブックを読んだ。

id:naoyaブログエントリで知っておもしろそうだったので読んでみました。

興味があったのはクライアントサイドをJavaScriptで記述するときに、どうやったらきれいな構造にできるかというところ。

過去にドーナツ本は読んでいて、なんとなくjQueryの使い方はわかっていたものの、本格的にJavaScriptを書いたことがなかったので、そのあたりのお手本がどんな感じなのか知りたかったのです。

本を読む前にドットインストールのUnderscore.js入門Backbone.js入門を受講してみましたが、より理解がしやすくてよかったです。

本の内容的には、Backbone.jsオブジェクトのModel、Collection、View、Router、Histryについて説明された後に、ToDoリストのサンプルアプリケーションを作るのが前半部分で、後半はRequireJSによるJavaScriptのモジュール管理とかQUnit/Jasmin/Mochaによるテスト実行、GruntによるCoffeeScriptコンパイルの自動化といったフロントエンドの開発基盤に関する話がメインになっています。

個人的には後半の開発基盤に関する話がおもしろくて、最近話題のVagrant+Chef+ServerSpecと比較しながら読みました。

フロントエンド開発者の方々にはもう常識になっているのかもしれませんが、サーバサイドをメインにしている自分からすると結構インパクトのある内容で、フロントエンドもサーバーサイドも同じ方向に進んでいるんだなーという感じがしました。

Grunt自体はNode.js上で動作するようなので、JavaScript界隈の技術者には親しみやすいのかもしれません。

加えてBowerというツールを使うとCSSJavaScriptのパッケージ管理までできるようなので、ちょっと触ってみたいと思います。

Backbone.jsガイドブック

Backbone.jsガイドブック